PR COMPASS

「伝えること」を探求する人のメディアです。社会との新しいコミュニケーションのあり方を紐解き、未来という予測不可能な大海原を進むPRパーソンにための羅針盤を目指します。企業や団体のPRをサポートするStory Design houseが運営します。https://sd-h.jp/

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    • PR Compass

      「伝えること」を日々探求する人のためのメディアです。社会との新しいコミュニケーションのあり方を紐解くことで、未来という予測不可能な大海原を進むPRパーソンにとっての羅針盤となることを目指します。企業や団体のPRをサポートする株式会社Story Design houseが運営しています。https://sd-h.jp/

    • SDhピープル

      「SDh ピープル」はStory Design houseではたらく人、あるいはそれにまつわる人々がつらつらと日々のことを書く読みものです。

    • 地方創生PR

      東京一極集中ではない経済発展のために、ヨソモノだからこそできることがある。地方を盛り上げるPRについて、事例を元に読み解きます。

    • 伝える現場に生きる人々

    • DeepTech Impact

      ディープ・テックは世界を変えるのか? 「DeepTech Impact」ではディープ・テックやそれにまつわる企業やイベントについて、情報を発信していきます。

    最近の記事

    「スナック」で恋活からキャリアデザインまで──多彩なイベントで「ママ」が活躍(後編)

    企業がビジネスを進めていく上で根幹となる「コミュニケーション」。働き方が多様化し、コロナ禍でリモートワークの導入も進むなか、コミュニケーションに課題を感じる場面も増えているかもしれません。 ──そんな組織の課題を解決に導くヒントとして、近年「スナック」に注目が集まっています。レトロでリラックスした空気感や、ママとのカウンター越しのやり取り。スナックならではの環境が、ビジネスシーンで役立つかもしれない……。 実は私たちStory Design house(以下、SDh)でも

    • 作り手のまち群馬県「桐生」の工房を巡る

      群馬県桐生市は、「作り手のまち」だと思う。 繊維の複合産地として、日本でも珍しい地域だ。自転車で行けてしまう距離に、紡績、染色、刺繍、織りなど、個性豊かな作り手が集まり、繊維にまつわる工程のほとんど全てが詰まっている。 いたるところに工房があり、機織りの音が聞こえ、印象的なノコギリ屋根の工場跡地でクラフト作家の日曜市が開かれていたりする。 大正・昭和・平成の色んな時代の建物がモザイク状にある町並みと同様に、様々な種類の工房があり、それぞれに個性が際立っている。 桐生に

      • 2023年の広報・ブランディングを考える4つの視点──PRパーソン新春座談会

        広報・PR領域やブランディング・クリエイティブ領域において、2023年はどのような変化があるだろうか。企業に求められる責任の幅の広がり。Cookie規制以降のマーケティングのあり方や、コンテンツへの期待感。制作スタイルの変化……。Story Design houseでPRやブランディング、クリエイティブのプロフェショナルとして働く新井達斗志、田邊都、細越一平、横山ふみの4人に注目トピックを聞いた。 ステークホルダー資本主義はどこまで広がるか新井:広報・PRにかかわるビジネス

        • 新しいものに出会い続け、わくわくできるクリエイティブチーム──桜井衣南さん(デザイナー)

          私たちStory Design house(以下、SDh)は、クライアントのPR・ブランディングを支援するにあたって、社外パートナーとの恊働に積極的に取り組んでいます。フォトグラファー、デザイナー、ライター、編集者……さまざまなクリエイターが集まって、SDhのクリエイティブチームを形成しているのです。 本連載では、そんなSDhの「生態系」を、社外から参画するパートナーの目線から語っていただきます。今回は、当メディア「PR COMPASS」のビジュアル制作でもお世話になったデ

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          広報・PRの現場でコミュニケーションを実践する──長期インターン生が語り合う

          メンターのもとで学びながら── まずは、かんたんに自己紹介をお願いします。 下垣内優衣(以下、下垣内):下垣内優衣といいます。早稲田大学の文化構想学部に所属しています。SDhでのインターンは、大学2年生の春から始めました。次の3月が来たら、ちょうど2年インターンを続けたことになります。 鈴木渚生(以下、鈴木):鈴木渚生です。慶應義塾大学の商学部に通っています。私は、2年半のあいだインターン生としてSDhで働いています。 ── Story Design house(以下、

          スナックで人材交流を促進?──部署も世代も超えるカウンター越しのコミュニケーション(前編)

          企業がビジネスを進めていく上で根幹となる「コミュニケーション」。働き方が多様化し、コロナ禍でリモートワークの導入も進む中、コミュニケーションに課題を感じる場面も増えているかもしれません。 そんなコミュニケーションの課題を解決に導くヒントとして、近年注目を集めているのが「スナック」です。実は私たちStory Design house(SDh)でも、「自社でスナックをやってみたい」という議論が生まれています。 そこで本記事では、カヤック、freee、みんな電力、パナソニックの

          クリエイターをリスペクトできるチームで働く──瀬下翔太さん(編集者)

          私たちStory Design house(以下、SDh)は、クライアントのPR・ブランディングを支援するにあたって、社外パートナーとの恊働に積極的に取り組んでいます。フォトグラファー、デザイナー、ライター、編集者……さまざまなクリエイターが集まって、SDhのクリエイティブチームを形成しているのです。 そんなSDhの「生態系」を、社外から参画するパートナーの目線から語っていただく連載を始めます。記念すべき第一回は、編集者として、当メディア「PR COMPASS」の運営にも携

          広報の役割は物語を紡ぐこと?:広報にとって成功とはなにか(後編)

          広報の役割は多様なステークホルダーとの関係構築前回の記事では、広報という仕事において「成功」を定義することの難しさについて考えました。広報・PR領域の活動は、すぐには結果が見えづらい反面、思わぬところで成果につながるという複雑な性質があるからです。 今回の記事では、広報はどのような「役割」を担うべきかについて考えたいと思います。成功の定義は難しくても、役割は定義できそうです。定義できれば、それをまっとうすることも可能になります。 まず、言葉の意味から考え直してましょう。「

          老舗建材商社は、いかにしてゼロから広報活動を始めたか──「自ら発信できる仕組みづくり」で好循環を生む:野原ホールディングス

          1598年の創業、1947年の会社設立以来、老舗の建材商社として実績と知見を積み重ねてきた野原ホールディングス株式会社。変化する時代への柔軟な対応力をアイデンティティの一つとする同社グループはいま、BIM(Building Information Modeling)やVRなどのデジタル技術を用いた新規事業に取り組み、「デジタルに強い建材商社」としてのイメージを確立。   さらには、オフィスビルの空室対策としてレンタルキッチンスペース「Patia」や、国内初のグッドデザイン賞受

          推しとオタクの関係を演出する〈推し活グッズ〉──サンリオ「エンジョイアイドルシリーズ」事例から

          サンリオの展開する「エンジョイアイドルシリーズ」 2019年5月から展開されている「エンジョイアイドルシリーズ」。 開発のきっかけは、自身もアイドルファンだという開発担当者による、当事者目線の願いだった。世の中にファン活動のためのグッズはあるものの、なかなかカワイイと思えるものがない。「好きなアイドルのアイテムを入れるグッズは、可愛くてテンションの上がるものがいい。可愛いサンリオキャラクターのグッズがあったらいいのに!」。そんな発想から始まったという。 実際オタクにとっ

          B2Bインフラ企業が挑むブランディング:地下貯留施設の迫力をPRに活用、大豊建設「UNDER RIVER」から

          技術力だけではなく、それをいかに魅せるか、伝えるかが求められる──。B2B企業においてもブランディングやコミュニケーションの重要性が叫ばれています。その一方で、多くの企業では、どこから手をつけるべきか、どんなパートナーと連携すべきか担当者は悩み続けているのではないでしょうか。 土木・建設業界で70年以上の歴史を持ち、都市の社会インフラ整備に強みをもつ大豊建設も、そんな会社のひとつです。同社においても、マーケットからの要請に応える、採用現場でコミュニケーションを図るなど、さま

          Figmaコミュニティの熱気とリアルイベントの魅力:Tokyo Config Watch Partyから

          こんにちは、あるいはこんばんは。Story Design houseの鈴木です。 5月11日に、品川・天王洲アイルのWHAT CAFEというスペースで「Tokyo Config Watch Party」が開催されました。 TokyoConfig Watch Partyとは?ちょっとこれを説明するのに3段階必要なんですが……。 ① Figmaというツールがあります。ブラウザ上で共同編集できるデザインプラットフォームで、最近かなり人気を集めているツールです。英語版しかなかっ

          広報は複雑で結果が見えづらい:広報にとって成功とはなにか(前編)

          「広報の成功」ってなんだろう今では「広報の人」として活動している私ですが、広報の仕事に携わりはじめたのは、30代になってからのことでした。実はもともと、「営業/営業企画の人」でした。 営業や営業企画というのは、仕事における「成功」がわかりやすい職種です。たとえば「売上」のように、日々の取り組みの成果が数字の形ではっきりと現れるためです。シビアではありますが、ある意味「わかりやすい」ともいえるでしょう。 そういった営業の世界に慣れていたため、広報の仕事を重ねていくうちに、そ

          ゼロから始める広報PR、最初に必要な2つの「理解」とは?

          Webや書店を探すと、広報の成功事例はいくつも見つかります。しかし、「いつ、何をすれば取材・掲載につながるのか」という基本かつ本質的なポイントを指南してくれる記事や書籍は意外と少ないものです。そのため、広報の取り組みを始めたいとは思うものの、いったい何から手をつければよいのか、考えあぐねてしまう。そんな方も多いのではないでしょうか。 そこで、PR会社である私たちSDhがクライアントとともに広報プロジェクトに取り組むとき、実際にやっていることをご紹介していきたいと思います。今

          クルエルティフリーコスメから考える「決断」のブランディング──動物実験廃止を決めたブランド事例から

          こんにちは、Story Design houseインターンの伊豆田です。街ですれ違った人が、大きく「NO! 動物実験」と書かれた紙袋を提げているのを目にしたことはないでしょうか。 この紙袋は、人気のナチュラルコスメブランドとしてLushのもの。カラフルな入浴剤やいい香りのハンドソープなどが、普段遣いやギフトとして若い女性の支持を獲得しています。 そんなLushは、創業当時から「動物実験を実施しない」というポリシーを掲げてきました。紙袋でのアピールもその活動のひとつ。 動

          喜ぶのはまだ早い、広報担当が取材でやるべき4つの準備

          「取材を受けて、できあがった記事を見てみると、一番伝えたかったことがきちんと書かれていなかった」、「取材中に情報が正しく伝わっておらず、事実と異なることを書かれてしまった」、広報のお手伝いをする中で、こういったお悩みを聞くことがよくあります。 方向性が少し異なったとしても、記事にしてもらえたらまだ良いほうで、中には「取材を受けたのにメディアに掲載されなかった」というケースもあります。 このように、取材が必ず良い結果に結びつくと言い切れないのがPRの難しさです。広報担当者は